制御盤を遠隔地から操作するには、今ならVPN等の技術を使ってWANを構築して、パソコンの専用ソフトを開発してシステムを構築するのが良いかと思いますが、(パソコンを設置できない、レガシーな環境の制限など)様々な事情でそうもいかないこともあります。
複数の遠隔拠点を、電話のアナログ専用線で結び、操作パネルのボタンで操作する、というシステムもありました。(マイコンを使いました)
それぞれ別の拠点にある制御盤と操作盤・監視盤をネットワークで結び、遠隔で操作するシステムの構築は、ここ数年の様々なIoTガジェットの商品化で、すいぶんやりやすくなっています。
最新の海外ベンチャー製IoTガジェットは数年後の保守部品の入手性に難がありそうなので注意が必要ですが、汎用的な部品なら実用的なものも出てきているかと思います。
当社では、制御盤の製作だけでなくサーバー設置や特注パソコンソフトの製作も対応可能ですので、ソフト的な操作と鉄の箱をうまく組み合わせて構築するシステムのお手伝いができたらと思っています。