リレー制御盤

オムロンMY型 リレー

オムロンMY型 リレー

人類初のコンピューターは真空管とリレー(継電器)でできていたといいます。
現在でも、ボール盤や半自動ロウ付け機の往復運動など簡単なロジックで制御されるものは、リレーとタイマとスイッチで構成されているものもありますし、古い制御盤だと相当複雑な制御をリレーロジックで実現しているものもあります。

リレー制御の長所は、単純な制御回路を入手性の高い部品で構築できるところです。ただし、短所が相当多いので、近年では少なくなっています。

リレー制御の短所は、まず「消耗する」こと、です。これは無接点リレーを使うことで解決できますが、量産品だとSSRなどを積んだロジック回路の基板で小型・低コストに代替できたりもします。あと、音が鳴る、動作が遅い、複雑になると高コスト、かさばる、変更・追加がしにくい、保守性が最悪、ということもあり、いまではPLC制御に代替され、古いリレー制御盤をPLCに置き換えてリニューアルする案件もあります。

大規模なリレー制御盤をいじったりリニューアルしたりするのは、解読がたいへんですので、回路を解析するというより、外部仕様から同等の回路を作ることになるかと思います。

 

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