監視カメラからの情報収集

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当社では、監視カメラ系のシステム構築も得意としています。
ブロードバンド元年頃の最初期の遠隔監視から、道路監視・建物管理・プラント監視・パチンコ屋さん等、広く浅く様々なシステムを納入してきました。

監視カメラ機器はファクトリー・オートメーションの分野でも威力を発揮する装置だと考えていましたが、初期の機器は価格が高く(1台数十万円)、LANも珍しくアナログケーブルは太く工事もSI費用も高額になり、なかなか手が出にくいものでした。
現在ではLAN対応カメラも数万円(数千円のものもありますがまだ非力です)で録画装置もデジタル対応になり、LANの配線もなんなら業者を使わなくてもできなくもない時代になりました。(既存のLANにつなぐことはお勧めしていません)
SI(システムインテグレーション)費用は特注ソフト開発を伴うと今でも数百万円かかるかと思われますが、比較的現実的な価格になってきていると思います。

単なる監視だけではなく、監視カメラのIoT化により、
・製造過程の動画記録と生産履歴の結合によるトレーサビリティシステム
・製造装置の録画監視とエラー検知センサの結合による、エラー原因の究明
・製造作業の監視と警報信号や非常停止の連携による、メール等での緊急通報
・画像検査装置の映像とエラー信号からのタイムラグを補正した製造風景の取得
・タイムラプス映像と信号ジャーナルのQC(品質管理)活動への活用
・入退出システムとの連携によるセキュリティ管理
・高所・悪環境・遠い場所等、単に見に行きにくい場所の監視
などで戦略的な映像データ活用が可能になるかと思われます。

人工知能を使って人物を識別する、ナンバープレートを識別する、人や車の数を数える、というシステムは実用化されていますが、まだ使い勝手のいい汎用市販パッケージが見当たりませんので、当社ではまだ手を出していません。
よほどの大規模監視でない限り、2016年現在、まだ人間の目で判別したりセンサーと連動させたほうが安いかと思いますので、録画・再生・インデックスのシステムを提案しています。

製品の画像検査などについてはキーエンス社等FA機器メーカー各社の画像センサ製品が搭載しているAIを部品として使用することが可能です。